ストレス 慢性疲労 花粉症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
体の冷え、だるさが続き体調を崩して病院に行っても良くならない為、漢方薬で体質を改善していきたいと来店されました。
急性膵炎になり、2週間ほど入院して、体調がかなり悪いようです。
疲れ、疲労感が酷く、イライラしやすいそうです。
胃腸が弱く、食事した後は胃もたれが起こりやすいそうです。
体が重い状態が続き、肩こり、頭痛も起きやすいそうです。
男性 39歳
中国医学的に『気血両虚』の状態と考えます。その為、胃腸を強化して、疲れを取り除いていく漢方、免疫力を高めて体をシッカリさせていく漢方をお渡ししました。
2週間ほどしますとお酒を毎日飲んでいたようですが、やめる事ができたそうです。また、以前と比べて疲れがマシになって、肩こり、頭痛も無くなってきたそうです。
朝が起きづらい事があり、手足はまだ冷えやすいという事でしたので、内容を変えてみました。朝は体を温めながら、体の余分な水分を排泄していく漢方、夜は気を補う漢方をお渡ししました。
すると、1カ月後には体の疲れがなくなり、冷えも感じなくなってきたそうです。毎年、春先になると鼻水、くしゃみ、のどのイガイガ、目の痒みが酷く花粉症の症状が起きていたのに、今年は全然起こらなくなったという報告を受けました。
漢方医学的に診ますと免疫力を上げていく事で過敏に反応していた状態から、過敏に反応しなくなってきているように体質が変わってきている為と考えられます。
内科や婦人科の治療をしている方は、体が疲れにくくなってきたり、体力がついてきたり、
花粉症も同時に治ってくる方が多くいらっしゃいます。
異病同治(いびょうどうち)と言いまして、病名は違うが、病気の原因は同じ為、一つの治療で同時に色々な病気が改善していきます。
漢方医学ではいろんな病気がありますが、全体の症状が関連しておりますので、同時に色々な自覚症状が改善される方は多くいらっしゃいます。
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